なぜ若年性認知症の早期チェックが大事なのか?

なぜ若年性認知症の早期チェックが大事なのか?

 

最近はテレビや新聞などでも認知症の話題がよくとりあげられています。

 

高齢化社会になれば、認知症の方が増えてくるのは仕方ありませんが、その中でも特に心配になるのが、まだ高齢になる前から認知症の症状が出てくる若年性認知症です。

 

高齢者の認知症も、若年性認知症も、同じような症状だとしても、その大きな違いは、

 

  • この先どのくらいの寿命が残っているのか
  • まだ家族を養っていかなくてはいけない

 

ということだと思います。

 

 

高齢者だからこのようなことがないというわけではありませんが、周りの人にどのくらいの影響が出るかということに違いがあります。

 

 

私自身、多くの認知症の方やその方たちを診ている医師に接してきましたが、そこで感じているのは、

 

 

認知症は本人ではなく、周りの家族の負担の問題の方が大きい

 

 

ということです。少し語弊はありますが、本人は気づかず忘れてしまうので苦痛はありません。進行していけば、初期のころのような心配もしなくなってきます。

 

 

もし、ご家族で認知症の方がいらっしゃる方は、その負担と苦労は他人ごとではないと思います。

 

もし自分が逆の立場になってしまったら・・・

 

若年性認知症になってしまうと、家族や周りの人に負担と迷惑をかけてしまう

 

 

そう考えたら、できるだけ早期に気づいて予防することが、いかに大事なことかが分かると思います。

 

 

残念ながら認知症(アルツハイマー型認知症)の治療薬は現在のところ数種類ありますが、どれも改善してくれる効果はありません。

 

一般的な治療薬は、病気を治してくれる薬ですが、認知症の場合は進行を遅らせるだけで改善効果はないのが現状です。

 

 

治療薬がないのですから、できるだけ早期から予防することを心がけて、その対策を早期からしていくしかありません。

 

予防としてできる対策はいくつかあります。

 

 

現在の認知症治療では、改善はできないので、早期予防がとても大事だと言われています。

 

しかし、現状は加齢による物忘れだと思い込んで、進行するまで検査を受けない方がほとんどです。家族に連れられて病院に行った時点では、もう認知症になってしまっている方、しかも軽度ではなく中度にまで進行してしまている方が多くなっているのです。

 

 

そうならないためにも、できるだけ早く、加齢による物忘れ程度だと思わずに、まずチェックしてみましょう。