若年性認知症と加齢による物忘れの違いは?

若年性認知症と加齢による物忘れの違いは?

 

認知症という言葉を聞くと、施設に入って子供のこともわからなくなってしまったというような映像がテレビでも映されたりしますが、「もの忘れ」と「認知症」は違うということをまず知っておきましょう。

 

 

認知症は、その原因によってアルツハイマー型や脳血管性などに分かれますが、これらは簡単に言うと神経細胞が壊れるために起きるものです。例えば、骨折したり肉離れを起こせば、それを修復するために病院で治療をしてもらうように、病気という位置づけになります。

 

それに対して、もの忘れは老化による衰えで、筋肉疲労が起きやすいとか反応が鈍くなったということと同じだと考えると、病気と老化の違いがイメージしやすいでしょう。

 

 

いろんなチェック項目がありますが、認知症は「忘れてしまっていること自体を忘れている、つまりもの忘れの自覚がそもそもない」、それに対して、もの忘れは「もの忘れを心配になっている」ということでも判断できるでしょう。

 

 

軽度認知障害(MCI)

 

健常者と認知症になる境の状態で次のような定義になっています。

 

  • 記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
  • 日常生活動作は正常
  • 全般的認知機能は正常
  • 年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
  • 認知症ではない

 

一般的に認知症の検査は、長谷川式という簡易評価で行われます。30点満点で20点以下は認知症の疑いと判断されますが、それに近い境界ゾーンのスコアは軽度認知症(MCI)呼ばれています。但し、あくまで簡易的なものですので、詳しくは画像診断での判定になります。

 

 

軽度認知症(MCI)の場合には、認知症に進まないように早期に予防対策を心がける必要があります。